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アドレナリンが血圧や心拍数に与える作用とは?アドレナリンは血……

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アドレナリンが血圧や心拍数に与える作用とは?アドレナリンは血管や心臓に作用して血圧や心拍数を上昇させる

アドレナリンとは?

アドレナリンとは、前駆体であるノルアドレナリンなどが交感神経に作用し、交感神経が優位になった時に副腎髄質から分泌されるホルモンの1つです。

交感神経は興奮した時や、緊張した時に活性化しますので、アドレナリンは面接などの緊張する場面、スポーツ試合中などの興奮する場面で分泌されるホルモンということです。

また、私たちの体には「自律神経」というものがあり、大まかに分けると「副交感神経」と「交感神経」の2つに分けられます。今説明したように、交感神経は緊張した場面や興奮するような場面で活性化します。逆に副交感神経は家にいる時や、マッサージを受けている時などリラックスするような場面で活性化します。

緊張しながら、リラックスはできないのでこの2つの神経が同時に活性化することはありません。基本的に私たちが生きている間はこの2つのどちらかの神経が優位になっている状態です。


アドレナリンが分泌されるおかげで今の私たちがいる

アドレナリンは「生存本能の一種」とも呼ばれています。その由来はアドレナリンが分泌される時や、アドレナリンの効果や作用にあります。

アドレナリンはストレスに反応して分泌されます。現代の人間社会ではストレスといえば「人間関係」「仕事」「恋愛」などですが、野生時代では「生命の危機」がストレスに当てはまります。つまり、「生命の危機」が訪れた時にアドレナリンは分泌されていたということです。

生命の危機を回避するためには「逃走か闘争」のどちらかを実行しなくてはいけません。アドレナリンが分泌されると「心身の覚醒」「集中力の向上」「判断力の向上」「身体能力の向上」が起きます。普段は発揮できない力を引き出すことができるんです。そのおかげで「逃走か闘争」のどちらかを実行して私たちの祖先は命を守ることができていたんです。

アドレナリンは血圧や心拍数を上昇させる

アドレナリンが分泌されると「心身の覚醒」「集中力の向上」「判断力の向上」「身体能力の向上」などが起きますが、これらを起こすためには「血」が必要です。「血」は筋肉や細胞、体の隅々にエネルギーや栄養、酸素を運んでくれるからです。

アドレナリンが分泌されると、「血圧上昇」「血流増加」「血管の拡張」「心拍数上昇」が起きます。


アドレナリンの作用はアドレナリン受容体と結合する事によって起きる

アドレナリンはアドレナリン受容体というものと結合することで、その作用を発揮します。また、アドレナリン受容体には「α1受容体」「α2受容体」「β1受容体」「β2受容体」の4種類あり、それぞれの受容体によって発揮する作用が違います。

また、アドレナリンはどちらかというと、「α1受容体」「α2受容体」に強く作用します。もちろん、「β1受容体」「β2受容体」にも作用しますが、「α1受容体」「α2受容体」の方が強いと言われています。

下記の表にそれぞれのアドレナリン受容体の作用をまとめましたのでご確認ください。

  主な作用 主な部位
α1受容体 血管収縮
血圧上昇
血糖値上昇
脂肪の分解促進
血管平滑筋
α2受容体 血小板凝集
交感神経系抑制
鎮痛作用
鎮静作用
自律神経系の末梢
β1受容体 心拍数増加
心収縮力増加
心臓
β2受容体 血管拡張
血圧低下
気管支拡張
消化機能抑制
気管支
消化管
血管平滑筋

β1受容体刺激による心拍数増加と心収縮力増大

アドレナリンはβ1受容体と結合することにって私たちに「心拍数増加」「心収縮力増加」の作用を与えます。心収縮力増加とは心臓の筋肉の収縮力が増加することを言います。これが起こることで、一度の収縮でより多くの血液を全身に送ることができるようになります。

また、「心拍数増加」「心収縮力増加」が起きることで負荷の高い運動にも耐えられるようになったり、長い時間運動できるようになります。


α1受容体刺激による血圧上昇と末梢血管収縮

アドレナリンはα1受容体と結合することによって私たちに「血圧上昇」「末梢血管収縮」の作用を与えます。末梢とは「手足の指先」「皮膚」「頭皮」などの体の末梢部分のことを言います。

最初の方に「アドレナリンは生命の危機を回避するため分泌されていた」という話をしましたよね。ちょっと考えてみてほしいのですが、体の末梢部分は生命の危機を回避するのに重要な部分でしょうか?

答えは「NO」です。体の末梢部分はあまり重要ではありません。それよりも重要なのは「脳」「心臓」「筋肉」などですよね。生命の危機を回避するためには捕食者と戦うか、逃げる必要があります。その時に必要なのは「集中力」「持久力」「筋力」です。

なので、「脳」「心臓」「筋肉」の機能を向上させる必要があります。アドレナリンが分泌されるとそれらの重要な部分では血管の拡張、血圧上昇、血流増加が起きて機能が向上します。しかし、生命の危機に必要ではない部分の機能は弱まります。その分を重要な部分に回して生命の危機を回避するんです。

β2受容体刺激による血管拡張(特に内臓、骨格筋)と気管支拡張

アドレナリンはβ2受容体と結合することによって私たちに「血管拡張」「気管支拡張」の作用を与えます。先ほども言いましたが、生命の危機を回避するためには重要な部分の機能を高める必要があります。そのため、血管を拡張させ送り込む血液量を増やします。これは特に内臓や骨格筋などで起こります。

また、気管支拡張が起こり体に取り込む酸素量を増やします。これによって持久力の向上、最大筋力の向上などが起きます。


なぜ、心拍数や心収縮力の増加が起きるのか?

アドレナリンは生命の危機などの強いストレスを感じた時に、命を守るために分泌されていた物質です。シマウマがライオンに追われている時などです。

そのような場合、すぐに疲れてしまって走れなくなったらライオンの餌食になってしまいます。自分の命を守ることができません。なので、心拍数や心収縮力の増加が起きて持久力を高めます。

また、アドレナリンが分泌されるとリミッターが外れて普段は使えない潜在能力を発揮することができます。そのおかげでシマウマもライオンから逃げ切ることができるのですが、体にはかなり強い負荷がかかります。その負荷に耐えるために心収縮力の増加が起きます。

なぜ、末梢血管では収縮が起きて、内臓や骨格筋では血管の拡張が起きるのか?

捕食者に狙われた時は「捕食者よりも速いスピードに逃げ切る」か「捕食者と戦って勝つ」ことが必要になります。これができないと命を失ってしまいます。

なので、私たちの体は生命の危機が訪れて、アドレナリンが分泌されるとこの二つのどちらかを実行するためだけに集中します。つまり、命を守るために必要ではない部分の機能を弱めて、その分を必要な部分に回していつも以上の力が発揮できるような体になるんです。

このシステムのおかげで私たちの祖先は現代まで命をつなぐことができたんです。具体的には、手足の指先、頭皮、皮膚などの体の末梢部分や消化器官の機能が弱まります。その分を筋肉や脳、心臓などに回すことで「筋肥大」「集中力の向上」「心拍数増加」が起きて普段は発揮できないような力を引き出すことができるんです。


血圧を下げる物質

アドレナリンは血圧を上げる物質ですが、血圧を下げる物質も存在します。それは「カリウム」というものです。カリウムには不要なナトリウムの排出を促す作用があります。また、血管拡させたり、昇圧物質のレニンの分泌を抑える働きなどによって、血圧を下げる効果があるんですね。

アドレナリンとは真逆の働きをする物質です。

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